2018
12.14
その55 浴育とは
お風呂はコミュニケーションの場とも言われますが、最近では「浴育(よくいく)」という言葉が注目を浴び、様々な調査・研究が行われています。
浴育とは正しい入浴方法による心身の健康やお風呂の楽しみ方を伝えることをいいます。
「幼少期の楽しい思い出は?」と聞かれると「お風呂の思い出」を語る人も多いそうで、生活の習慣であるお風呂は、大人になってからも記憶に残り、そこで学んだことはからだに染みつき人格を形成する要因の1つになるとも考えられています。
浴育に関する調査結果を見ると、親と楽しくお風呂に入っている子どもは「友だちが多い」「礼儀正しい」「思いやりがある」などの好影響があることも判明しています。
もちろん、これらは正しい入浴方法を知ってこそ効果を十分に発揮します。
お風呂で楽しい思い出が増えるほど「優しい人間」になれる、そう思うとお風呂にはまだまだ奥深い意味があるのだと感じます。
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