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2017 04.21
消えゆく番台~『入浴福祉新聞 第6号』より~

『入浴福祉新聞 第6号』(昭和59(1984)年3月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

 

消えゆく番台

 

内風呂の普及で、どの公衆浴場も四苦八苦といいますが「銭湯すたれば人情すたる」(詩人・田村隆一氏)ので放置できない!改善にアノ手コノ手を考えるお風呂屋さんが増えています。

 

“湯屋の2階”づくりをして、オーディオやビデオルームを設けたり、雑誌や健康器具を置いたり、映画界やジャズダンスを催すなど、楽しい銭湯も少なくありません。

浴場にBGMを流し、壁画は地震の心得やカラフルなデザインに変え、下着メーカーのショーや広告アート展を開くなどで成功した例もあるそうです。

 

番台なしに改造するケースも多くなっています。

これは男女とも玄関は一緒。入るとホテルのフロントロビーのようになっていて、ソファーなどが置かれています。

その奥が男女別々の脱衣所・浴場というレイアウトです。

 

 

つまり番台のおじさんからは、裸が見えないわけで、意外にも脱ぎっぷりのいいとされる最近の若い女子大生やOLに絶対的人気とか。

 

 

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

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