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2019 02.15
Voice 31
 従事者向け

介護の現場には様々な声があふれています。

介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。

介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。

創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。

ここではそんな声の数々をご紹介していきます。

 

 

移動入浴車のちょっとホットなエピソード

楽しみなポケット

 

長湯が好きで「もう少し・・・。」「あと3分・・・。」などと言われるMさん(75歳)は、脳出血の後遺症で麻痺があり、右手だけが動かせます。

 

最近衣服の着脱時、身体を横向きにするとスタッフの予防着のポケットに右手を入れて、ハンカチなどを取り出されます。その時の嬉しそうな顔!いたずらっ子がいたずらに成功して、「やった~。」というような表情で“ニコッ”とされます。

実習生が帽子を入れていた時はびっくりされて目を真ん丸にされていました。日焼け止めが入っていた時は「こりゃ何んな?」とか、ほかのスタッフに「あんたもつくっとな?」など聞かれ、会話もはずみます。

 

さて、今度は何をいれていこうかな・・・・・・。

 

許可をいただきまして、水俣市社会福祉協議会 入浴スタッフ一同様が発行されている

『水俣市入浴車だより 年末号(平成15(2003)年12月発行)』から、掲載させていただきました。  

 

 

訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。

 

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執筆者:Voice配達人
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