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2019 01.18
Voice 29
 従事者向け

介護の現場には様々な声があふれています。

介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。

介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。

創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。

ここではそんな声の数々をご紹介していきます。

 

 

訪問入浴を体験して!       Y・M

 

私は現在、兵庫県立淡路景観園芸学校(園芸療法課程)の学生として、エコパーク内にある花づくり作業所で実習中ですが、先日この作業所で訪問入浴車のデモンストレーションがあり、入浴体験の機会を得ました。

 

入浴前には、看護師さんが体温、血圧など健康チェックをしてくれます。その後、バスタオルの上に横になったまま浴槽の中へ運んでくれるのですが、正直言ってちゃんと持ち上げてくれるのだろうかと心配でした。

訪問入浴のスタッフは3人でチームを組んでいるそうですが、意外にもその3人の力で軽々と持ち上げられました。これは3人の腕っ節が強いというよりも息が合ってるからなのでしょう。

 

 

さて、お風呂につかってからは、本当に気持ちが良くて、最高に幸せな気分を味わいました。お湯の温度も常にチェックしてくれますし、「やさしい手」というタオル地の手袋で体を洗ってもらう時も、洗髪してもらう時も不快な感じは皆無でした。

 

スタッフの方たち自身も介護を受ける立場になって入浴体験をしているからこそ、まさに“かゆいところに手が届く”サービスができるのだろうと思います。

 

訪問入浴は、例えば寝たきりのお年寄りのような場合でもご自宅で気軽に入浴してもらうことができるということで、とても良いサービスだと思います。また、利用者や利用者のご家族にとっては、スタッフの笑顔を見られることも訪問入浴を利用する楽しみの一つになるのではないでしょうか。

 

許可をいただきまして、水俣市社会福祉協議会 入浴スタッフ一同様が発行されている

『水俣市入浴車だより 年末号(平成15(2003)年12月発行)』から、掲載させていただきました。 

 

 

訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。

 

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執筆者:Voice配達人
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