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2019 03.01
Voice 32
 従事者向け

介護の現場には様々な声があふれています。

介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。

介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。

創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。

ここではそんな声の数々をご紹介していきます。

 

 

 

 

  95歳の男性。誤嚥性肺炎で入院していたが、状態が良くなり退院。

  「家に帰りたい」が、その方の希望でもあった。

  退院後、立位で歩行器を使用してトイレへ行っていたが、状態が急に悪くなり寝たきり状態となる。

  酸素マスクを付けての訪問入浴をすることとなるが、入浴したのは3週間ぶりとのことだった。

 

  もともとお風呂が大好きだったこともありますが、入浴した瞬間に笑顔を見せてくださり、発語が

  できる状態ではなかったですが、表情だけですべてが伝わった瞬間でした。

 

  その方は訪問入浴の利用が2回だけで、残念ながらお亡くなりになりましたが、訪問入浴の援助で

  たずさわることができてよかったと感じました。

 

 

 

 

訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。

 

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執筆者:Voice配達人
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