『入浴福祉新聞　第97号』(平成18(2006)年9月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

今度は頭部浴＆マッサージのお店が大繁盛するかも

足浴…岩盤浴…〔浴ビジネス〕のネタは尽きません

遠赤外線を多量に放射する特殊な石で造作した部屋やカプセルで横たわる〔岩盤浴〕が、都市部で人気を得ています。一種の低温サウナで、〔室温40℃湿度65％前後で遠赤外線が充満する空気〕に身体が包まれると深部体温が上昇。サラッとした快適な汗がジワジワと出てくるとか。この汗に、余分な脂肪や毒素が含まれていて身体が浄化する、といわれているためです。

日本人の〔浴好き〕を象徴しているニュービジネスですが、岩盤浴に続いてブームになりそうなのが、東京の銀座にオープンした〔ヘッドスパ＝頭部浴〕のお店。

店員さんがまず、仰向けになったお客さまの頭髪と皮膚を心地よく洗い流してくれます。このあと、アロマオイルなどが成分の特殊な薬液のシャワーケアがされ、頭部マッサージが続くそうです。

これが最高で、忙しすぎて脳ミソがボンヤリ…ストレスが蓄積して頭部が爆発しそう…といった現代人には爽快そのものとか。

足浴マッサージのお店が各地で大成功して以来、新手の〔浴ビジネス〕が次々と登場してきます。

皆さんも何か考えませんか？

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

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