「日本人はお風呂好き」とは、いつ頃から言われるようになったのでしょうか。

安永4(1775)年に来日したスウェーデン人ツンベルクの「日本紀行」の一説に

「船が錨を下ろすと、いたる所で日本人は急いで上陸して沐浴する。

　旅にある時も、家にいる時も、彼らは1日として体を洗うのを欠かしたことはない。」

と記されています。

日本の風呂の歴史は古く、明確な始まりは文献もなく不明とされています。

しかし江戸時代中期には、外国人から「風呂好き」と注目を受けるほどになりました。

現在でも日本人の風呂に関わる文化や技術は高く評価されていますが、それが200年以上も前から注目されていたとは驚きです。これからも世界に先駆けて、「日本のお風呂文化」を築いていきたいものです。

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