先日、私の保有する数少ない資格の更新研修を受講してまいりました。
皆さんは、温泉保養士と呼ばれる専門家をご存知でしょうか。
温泉保養士(バルネオセラピスト)とは、温泉医学、予防医学に基づき、温泉の持つ保健的機能を 引き出す知識、技術を習得し、温泉療法を活用した健康づくりを安全かつ適切にアドバイスできる 人材のことです。 具体的には、「温泉の利・活用の仕方」と「温泉地の健康的な過ごし方」を提案できる人材という ことになります。 一般社団法人温泉保養士協会HPhttp://www.onsen-hoyoushi.com/index.htmlより |
この資格は更新制で、資格を継続して保有するには5年毎の研修を受けなければなりません。
今回私は2回目の更新でした。温泉保養士になってから既に10年経過したことになります 😮
研修では、温泉法の改正や、温泉のその時代のトレンドを学びました。
今後の温泉は、今まで求められてきた「3養」(休養、保養、療養)に加えて、メンタルと健康が重要なキーワードになってくるそうです。
”温泉”も、時代に合わせてしっかりと進化する必要があると、今回の更新研修で改めて学ぶ事ができました 😎
皆さんも興味があれば取得してみてはいかがでしょうか?温泉への見方が変わると思いますよ。
ところで、リフレッシュのためにせっかく温泉旅行に行ったのに、家に帰ったらぐったり疲れてしまったという経験をされたという方は結構多いのではないでしょうか?
そうなったのは、温泉で疲れを取る事が出来なかったからです 😥
理由は2つ。
1つ目…
温泉に到着してすぐに温泉に浸かってしまうから
温泉には、電車や車等何らかの乗り物で移動する場合がほとんどです。
乗り物に乗ると交感神経が優位に働いてしまい、緊張してしまいます。
つまり、皆さんが温泉に到着して間もない頃は、緊張状態にあるのです。
緊張状態ではいくら温泉に浸かってもなかなか疲れが取れません。
2つ目…
到着して…夕飯前に…寝る前に…起床して…等何度も入浴をするから
せっかくの温泉なので、時間いっぱい入浴をしたい気持ちは分かりますが、入浴中はカロリーを消費します。
何度も長時間入浴をすると、疲れが取れるどころかかえって疲れてしまいます。
では温泉保養士から、より温泉を満喫するためのアドバイスを… 😎
副交感神経が優位に働くと人はリラックスします。
温泉に着いたら、まずはお部屋でお茶やお菓子を頂きながらゆっくりして、副交感神経を優位にしましょう。
到着後60~90分経過してから温泉に入るのが良いです。
リラックスした状態で入浴して、より効果的に疲れを取り除きましょう。
温泉の効果効能を得る観点で見れば、1泊の温泉旅行で温泉に浸かるのが1度でも複数回でも、得られる効果効能にはあまり差はないと言われています。
忙しなく何度も入浴するのではなくたった1回。
疲れが取れるように手足をのびのびと伸ばして温泉を存分に満喫してください 😆 😆 😆 😆
ほんの少し気を付けるだけで温泉旅行がより豊かになります。ぜひお試しください 😉
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