『入浴福祉新聞　第73号』(平成12(2000)年10月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

浴室のタイル表面に付着した頑固な汚れ

除去するには「軟らかい軽石」が最適！

本紙70号8ページで、〔浴室のカビ防止〕に関して、洗剤による清掃･･･2ヵ月に一度は42℃の高温湯で洗い流す･･･常に通風乾燥させる･･･といった秘訣をお伝えしました。

しかし、それでも掃除の行き届かない場所は必ず出てくるもので、汚れも頑固になると、あまりお勧めできない塩素系の薬品でも落ちにくくなるものです。

では、どうしたらいいのでしょう。

〔浴室のタイル表面にこびり付いた頑固な汚れの除去〕について、東京都浴場信用組合の岡嶋武夫常務さんが、『全国浴場新聞』平成12年6月号に寄稿された〔手法〕を紹介させていただきます。

〔タイル表面にこびり付いた頑固な汚れ〕は、身体の脂肪分やカルシウムなどが混ざったものですが、これを落とすには、ナント足の裏を擦る「軽石」が威力を発揮するのだそうです。

〔タイルを擦って気持ち良く減ってゆく程度の硬さの軽石〕を使うと綺麗になる、というのです。

ほとんどの人が毎日入浴をしているわけですが、浴室のとりわけ床面の汚れが気になっている方は、入浴のついでに、軽い運動のつもりで挑戦されたらいかがでしょうか。

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

日常から介護まで 総合入浴情報サイト お風呂インフォ