『入浴福祉新聞　第81号』(平成14(2002)年9月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

中高年女性に水着…アジアに洗髪剤

中高年に無理な運動は禁物。でも、水中運動なら負担をかけず、筋力もバランス感覚もつけられるため、プール浴を好む40歳以上の女性が目立ってきました。

これからもっとプールに通う中高年女性は増えるはずですが、障壁は〔水着〕。すでにカラダが崩れているため、躊躇する女性が少ないからです。

そんな難題に取り組みながら、大きな市場に期待しているのがスポーツ用品メーカーです。少子化時代となり、もはや若い女性向け水着の売り上げ増は期待できません。そこで、プールに行きたくなる〔中高年向け水着〕の商戦が激しさを増してきました。

一方、洗剤メーカーではシャンプー輸出戦争が激化しています。経済成長の真っ只中の東南アジアの人体tが、盛んに洗髪をするようになったためです。日本からのシャンプー輸出量はこの5年間ですでに3倍となり、まだまだ売れる、とばかりに凌ぎを削っているとか。

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

日常から介護まで 総合入浴情報サイト お風呂インフォ