2016
10.01
その2 富士山のペンキ絵
銭湯といえば、富士山です。
富士山のペンキ絵のルーツは、大正元年に東京にあった「キカイ湯」という銭湯。創業者が銭湯を増築をする際、壁に絵が書いてあったら子どもが喜ぶに違いない、とペンキ絵を描くことを考えついたそうです。
そこで当時、広告デザインなどを手がけていた油絵画家の川越広四郎氏に依頼。
彼が描いたのが、富士山だったそうです。
「富士山風呂」の評判はまたたく間に広まり、いつの間にか銭湯の代名詞となりました。
ちなみに現在、銭湯に富士山を描くペンキ絵師は日本で3名しか残っていないとのこと。
世界遺産にも登録された富士山、是非ともこの伝統を受け継いでもらいたいものです。
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