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2017 03.31
その14 江戸っ子とあつ湯

 

江戸っ子あつ湯が好きだったと言われています。

 

そもそも「江戸っ子」という言葉が使われ始めたのは、江戸時代中期頃のこと。

都があった京都や大阪に対する対抗意識から生まれたものであり、江戸っ子は見栄を張るのを良しとしてきました。

風呂が熱くても、「こんなぬる湯」などと言って、何食わぬ顔をしてさっとはいるのが、江戸の粋、いなせだと言われたそうです。

 

 

明治時代に入ると、外国人から日本の銭湯の湯温が高すぎることを指摘され、東京府からも「熱すぎる湯には入るべきではない」との指導が始まります。とはいえ、長年の習慣はなかなか変わらなかったようです。

 

 

今でこそ、高温浴により体に負担がかることが知られていますが、当時の人々の考え方や生活の様子を伺い知ることの出来る習慣です。

 

 

 

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湯屋内暴力~『入浴福祉新聞 第11号』より~

 

 

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執筆者:Dr.デベロ
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