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2021 04.30
お風呂にまつわるあれこれ~『入浴福祉新聞 第119号』より~

 

『入浴福祉新聞 第119号』(平成24(2012)年1月1日発行)より

  過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

  発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

お風呂にまつわるあれこれ

 

 

「トイレの神様」が昨年話題になったが、お風呂にお祀りされている仏様がある。

禅寺では、座禅を行う座禅堂、東司(トイレのこと)そして浴室は、三黙道場と呼ばれ、特に沈黙を守って行ずる場所とされている。この浴室にお祀りされている方が、「跋陀婆羅菩薩」様。この方は水によって悟りを開いたとされそのご縁から浴室の守り本尊とされている。

禅宗の修行において、入浴は健康を維持する大切な行為とされ、浴場も修行の場であり、入浴することも修行のひとつである。修行には様々な作法があるようだが、浴室に入る前に跋陀婆羅菩薩様に開浴の偈(入浴の必要性を説いたもの)をお唱えし三拝したうえで、終始沈黙のままに、湯中では身体を擦らず合掌し入浴をするそうだ。

この話を聞き、風呂は身を清めるだけではなく、心を清めて修行を続ける原動力となっているのか、と感じた。

 

 

 

 

 

 

 

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

 

 

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