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2020 01.31
消えゆく北京の公衆浴場「浴池」~『入浴福祉新聞 第77号』より~

 

『入浴福祉新聞 第77号』(平成13(2001)年10月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

 

消えゆく北京の公衆浴場「浴池」 近代化で各家庭にシャワールーム 

 

〔中国の公衆浴場〕と聞いても、日本人はあまりピンとこないかも知れません。しかし日本と同様に、宗教的な目的をもった沐浴の共同浴場が、4世紀ごろから寺院に普及した歴史があります。

雑誌『東京人』8月号が、東京の銭湯を特集し、このなかに「銭湯を通して見る、中国と中国人文化」と題した岡崎由美早稲田大学教授の文章が掲載されていて興味をもちました。

その岡崎教授によると、中国には北京や上海など都市を中心に「浴池」(銭湯)が古くからあり、とりわけ1930年代には大繁盛していたそうです。しかも、日本の江戸時代の〔湯屋〕に酷似し、湯上りに茶飲み話をしたり、碁に興じたり、商談が行われたりなど、まさに社交の場でした。

ところが、そうした風情は、急速な近代化によって消えつつあるそうです。新築のマンションにはシャワールームが備えられてお客も減少。そのなかで良き伝統だった銭湯も、レストラン…カラオケ…マッサージルーム…ダンスホール…などをメインにする高級レジャー施設に変貌し始めているというのです。庶民の癒しと憩いの場が、たちまち消えてゆく歴史の共通性には考えさせられます。

 

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

 

 

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