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2018 04.20
入浴の歴史ものがたり③~『入浴福祉新聞 第27号』より~

 

入浴福祉新聞 第27号』(平成元(1989)年6月19日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

 

入浴の歴史ものがたり③

立井 宗興

 

日本人は世界一の入浴愛好民族といわれるが、この習慣は、西暦500年代に伝来した仏教の影響を受けて拡がったものである。各寺院には、堂舎に安置されている金銅仏を、年に1、2度洗い浄める浴堂が設けられ、やがて法会参集の衆僧が沐浴する場にも利用されていった。

 

そして、釈尊の「施浴の功徳」や入浴思想を大系化したような書物『仏教温室洗浴衆僧教』が入ってきた8世紀ごろには、寺院七堂伽藍の1つに浴堂を建てるのが常識ともなった。そこには、仏像が安置され、香華が捧げられ、湯維那と呼ばれる役僧もいた。

 

 

仏教は、沐浴すれば七病を除去し七福を得ると教えていたため、浴堂を参詣者に開放したり、大湯屋を境内に増設するところもあった。これらの運営経費は、むろん浄財でまかなわれた。

しかも、浴堂をみんなで建てるだけでなく、病者を介護する福祉まで、この奈良時代には始められたのである。

 

 

 

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

 

 

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