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2019 12.13
メディアが「危険な入浴方法」を積極的に取り上げる時代になりました~『入浴福祉新聞 第75号』より~

 

『入浴福祉新聞 第75号』(平成13(2001)年4月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

 

メディアが「危険な入浴方法」を積極的に取り上げる時代になりました

 

本紙ではかなり以前から取り上げてきましたが、〔高温の湯で長時間入浴による高齢者の浴室事故〕が、最近は国民的関心事になり、今年の冬はメディア各社がこの問題を取り上げ、警告を発してくれました。

全国入浴福祉研修会でも講師をお願いしたことのある、東京都老人医療センターの桑島巌医師に取材した通信社配信の「気を付けて冬の入浴~高齢者に多い死亡事故」といった記事は、県紙などで読まれた読者も多かったのではないでしょうか。

また、1月23日放送のNHK「ふれあいラジオ」に、日本入浴福祉研究会の白倉卓夫群馬大学名誉教授が出演。

「わが家の新世紀風呂革命」と題して、38℃程度の微温浴を守ること…肩までお湯に入らない半身浴にすること…入浴時間は短めにすること…入浴後の水分補給を忘れないこと…などなど、家庭での入浴方法の注意点などを話されました。この他、テレビや雑誌などでも、冬の入浴方法を啓発していたようです。

その1つとして、『暮らしの手帖』が2・3月号で、「お風呂場にも暖房を」との特集記事を掲載していました。

浴室暖房は〔先進国〕のなかでは日本が最も普及が遅れていて、寒い浴室と高温入浴が激しい血圧変動を引き起こします。

これが入浴事故の最大要因ともされるほどです。その意味で、家庭の浴室を安全にする浴室暖房は、緊急の課題になってきました。

『暮らしの手帖』のその記事は、東京ガス製の『浴室暖房乾燥機ホットドライS』と『温水ミスト式浴室暖房機それい湯』、それにナショナル製の『風呂用ストーブ』の3種類を実験しながら、効果や良い点と悪い点、などをまとめていますが、やはり脱衣所も暖められる『ホットドライS』が現状では優れているようです。

しかし難点は、工事費を含めて約20万円もかかること。これでは高齢者世帯は二の足を踏みます。『それい湯』は約4万円で、浴室を短時間で暖められるものの、温かさが持続せず、経費もかかるようです。『風呂用ストーブ』も4万円ですが、実験ではあまり部屋が温まらない、と伝えていました。

どうやら、浴室暖房装置は未開発のようで、システムや価格、設置の補助制度なども含めて、国と大学と企業が本腰を入れて取り組む必要がありそうです。

 

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

 

 

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