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お風呂古今東西
2018 06.22
その44 江戸城の御汲湯

戦国時代、名立たる武将たちは、戦の傷を癒すために温泉を活用していました。

一方、戦国の乱世が終わり天下泰平の世になった江戸時代、大名や武士はもちろん、庶民に至るまで湯治の利用が盛んになりました。

 

江戸幕府初代征夷大将軍 徳川家康も温泉好きの1人。

家康は自らが温泉で癒されるほか、病気療養中の大名へ温泉の湯を運ばせていたようです。

 

この温泉の宅配は後に「御汲湯」として歴代徳川将軍に継承されます。

 

 

4代将軍家綱公の時代は、湯を檜の樽に汲み江戸城まで運ばせるようにもなりました。

源泉は約90℃と非常に高温ですが、江戸城に運ばれるまでの間にちょうどいい湯加減になったと言われております。

 

 

そこまでしてでも温泉に浸かりたいという気持ちは同じ日本人として共感できますが、何より担ぎ手のその健脚には驚くばかりです。

 

 

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執筆者:Dr.デベロ
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