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浴説
2020 01.17
Voice 53
 従事者向け

介護の現場には様々な声があふれています。

介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。

介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。

創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。

ここではそんな声の数々をご紹介していきます。

 

 

訪問入浴実習から学んだこと       Y・Y

 

 

訪問入浴に同行させていただき、様々な事を学ばせてもらいました。

 

ただ浴槽に利用者様を入れるだけでなく、3人1組でチームを作り、スタッフが声掛けをして、入浴サービスというか、まるで井戸端会議を思わせるような、賑やかな雰囲気でやっているため、利用者様も緊張がとけて良い環境で入浴されていました。事業所の方と利用者様との関係が深いと感じさせるほどいろんな話をして、笑って、笑顔が絶えない入浴介護だと思いました。

 

利用者様も様々で、寝たきりの方や、介助で移動できる方などいらっしゃいましたが、皆さん共通していたのが「ありがとう」とお言葉をいただいたことです。私は直接介助に携わっていませんが、感謝の気持ちが伝わってきました。

 

スタッフの方も利用者様1人ひとりの事をよくわかっていて、この人にはこんな入浴の仕方がいい、などいろんな入浴のやり方があるのだと思いました。

 

3人のチームワークがとても大事でスタッフはそれぞれ自分の役割があり、阿吽の呼吸で決められた時間内に会話をはずませながら行われる為、ご家族の方にとってもありがたいことだと思いました。車を見せてもらいましたが、各家々で作りが違うため様々なことに対処できるようになっていました。そういった常に最悪の事態を考えているからこそ事故のない安全な入浴で利用者・家族の方からも信頼されているのだと思いました。

 

 

今日入浴サービスを体験し、得たものも多く、本当に勉強になりました。

 

許可をいただきまして、水俣市社会福祉協議会 入浴スタッフ一同様が発行されている

『水俣市入浴車だより(平成27(2015)年11月発行)』から、掲載させていただきました。

 

 

訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。

 

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執筆者:Voice配達人
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