2016
10.01
訪問入浴介護の付帯的サービスの例
従事者向け
訪問入浴介護のサービス提供時には、入浴介助に伴って様々な付帯的なサービスが実施されています。
「お風呂に入る」以外の所でクローズアップしてみました。
生活支援の側面
☆寝具等のベッド環境の整備
離床する際に、シーツ、枕カバーなどの交換が行えます。
不衛生になりがちなベッド周りも清掃をして、環境を整えることができます。
身体介護の側面
☆「むくみや拘縮」―リハビリ要素も
入浴中は温浴作用、浮力・粘性作用により関節も動きやすくなりますので、状況によりマッサージなどを行う場合もあります。 |
☆「臥床姿勢へのアドバイス」
寝たきりである利用者への、清潔な下着や着衣の交換はもちろんのこと、「スキンケア」や「体位の変換」といったご家族への適切なアドバイスも。
看護的なケア
当日のバイタル確認はもちろんのこと、訪問看護等とも連携し、ご利用者の体調チェックを行うことで、切れ目のない見守りを心掛けます。 |
☆全身観察
身体の状況を確認する最大の機会。
看護師を中心に褥瘡等の早期発見・予防などあらゆる観点から確認します。 |
ワンポイント!!
糖尿病の方で気を付けたいのはケガや傷の発生です。入浴中に全身観察が可能な訪問入浴介護では、ここでも早期発見や経過の観察などに期待ができます。
全身の整容と向き合う
入浴で清潔の保持はもちろんですが、洗顔、ひげそり(電気シェーバーにて)や爪切り(疾患の無い爪)など、全身の整容を考えてサービスが実施されます。
※付帯サービスの例となりますので、事業所により内容は異なります。
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