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2023 12.29
編集室~『入浴福祉新聞 第104号』より~
 従事者向け

『入浴福祉新聞 第104号』(平成20(2008)年4月15日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

編集室

 

介護職向けの雑誌は意外と少ない反面、看護の専門誌や学会誌は種類も豊富で、読み応えのある企画や報告も多い

医学図書館で看護師の最新号を次々と手にしていたら、〔清拭〕の特集が目についた。詳細に記述していて参考にはなるのだが、「まだ清拭か…」との気分にもなった。

医療機関は〔患者を洗う〕発想がなく、〔拭く〕を優先する。

以前、ある看護雑誌で、ベッドサイドに持ち込める手洗い器のアイディアを発表していた看護師がいたのを思い出した。

清浄水が入ったポリタンクから灯油ポンプで水を汲み上げ、受皿となる洗面器で歩行不自由な入院患者が存分に手を洗える仕掛けだ。

手洗い済みの水は、ロートで別のポリタンクに流して溜める。

特許並みの新案と思うが、製品化されて全国に普及したのだろうか?

褥瘡洗浄器も原理は完成している。

掃除機のような吸引ノズル内部に、水を噴出するチューブを組み込むと、褥瘡を洗い流しながら水は吸引されるため、患部の周辺から水は漏れない。

これも普及していないようだ。

入浴車のように、ケアも装置しだいで画期的な変化をもたらすのだが…。

 

 

 

※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

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