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2021 04.23
前照灯~『入浴福祉新聞 第75号』より~
 従事者向け

 

『入浴福祉新聞 第75号』(平成13(2001)年4月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

 

前照灯

本紙1998年の第63号で予想したとおり、介護保険によって訪問入浴サービスの潜在需要が浮上し、どの事業所もフル回転の毎日です。

入浴介護技術の高度化で、管理重度の在宅患者さんも入浴ができる時代となり、これからも入浴福祉は確実に伸びてゆくはずです。

そんな時代に移行したなか、図書館で仰天する新聞記事を見つけました。

某市では、市が入浴車を購入して社会福祉法人に貸与したり、社会福祉協議会が補助金で購入したものの、利用者はゼロで車庫に眠ったまま…というのです。

一瞬、報道年月を疑いましたが、介護保険を睨んで事業計画した旨も書かれていて、最近の記事でした。

事業所によっては、入浴車もスタッフも足りないほど超多忙ですが、いまだに地域格差は解消されていません。

入浴車の普及が微々たるものだった頃、ある社会福祉協議会の管理職氏が、「福祉の中でも一番シンドイ訪問入浴が軌道に乗れば、あとは何でもできるはずです。訪問入浴は福祉の街づくりの突破口なのです」と語っていたのをいまだに覚えています。

福祉の地域格差は、担当者や関係者の情熱の格差を反映するのではないでしょうか?

 

 

 

※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

 

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