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健康で長生きは栄養バランスが決め手~『入浴福祉新聞 第96号』より~

『入浴福祉新聞 第96号』(平成18(2006)年5月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

健康で長生きは栄養バランスが決め手

 

誰しも長生きをして、良き人生をまっとうしたい…病気や要介護にならないようう注意して、社会参加を続けたい、と願っているはずです。

そのためには、心身の老化を遅らせることですが、老化は食生活が深く関与していることにもっと関心を寄せたいものです。改正介護保険の介護予防事業として、栄養改善がクローズアップされたのも、高齢者の健康には食生活が重要であることが明確になってきたためです。

肉類、魚介類、卵類、牛乳、大豆、緑黄色野菜類、海藻類、イモ類、果物、油脂類、といった10食品類を毎日のように食べている高齢者は健康度が高く、栄養状態の尺度である血清アルビミン値が高い高齢者ほど、生存率が高いことも判明しています。

戦前の日本人は、ご飯と味噌汁の食生活でしたから病気にもなりやすく、きわめて短命でした。

それが、戦後から1980年頃までに、ご飯が急減する一方、肉類や乳製品類を多く摂取するようになり、理想的ともいえる栄養状態になりました。それまで多発していた脳卒中も激減したのです。

しかし、食事メニューは行き届いていても、高齢者は歯の力や胃腸の機能が低下しています。そこで、口腔ケアに着目するのに加え、消化剤の助けを借りて栄養の吸収をよくすることも考えてゆきたいものです。

 

 

※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

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