『入浴福祉新聞　第121号』(平成24(2012)年7月1日発行)より 　　過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。 　　発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。
	お風呂にまつわるあれこれ

日本人のほとんどは、夜お風呂に入ることが習慣ではないでしょうか。この「お風呂」と「睡眠」の関連性を意識して考える人も少ないだろう。

睡眠は2つのパワーがあり、1つは「睡眠」するパワー、もう1つは「覚醒」するパワーである。起きて行動している時は覚醒パワーが、夜眠りに就く時間帯になると睡眠パワーがそれぞれ優位に働くようできている。日中、体温が高い状態にあったものが、夜に鎮静化して体温が下がっていくとこの睡眠パワーが一気に高まる。この覚醒と睡眠のリズムは繰り返しやってくる。

生活習慣でその人の就寝時間が決まっている場合には、眠る時間の約3時間前に覚醒リズムが訪れる。この時間帯に意識的に体温を高めてあげると、その後加工していく体温とともに安らかな眠りに就くことが出来るということになる。

あなたのベストタイミングは何時？

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

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