2018
08.31
超高齢化社会に対して団塊の世代に強い不安~『入浴福祉新聞 第51号』より~
従事者向け
『入浴福祉新聞 第51号』(平成7(1995)年4月1日発行)より
過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。
発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。
超高齢化社会に対して団塊の世代に強い不安
介護が必要となったとき、
「自宅で家族のお世話を受けたい」が49%、「自宅で公共のサービスを受けたい」が20%―。
日本世論調査会が実施した『介護福祉に関する国民の意識』でも、こんな結果が出て、やはり在宅介護希望派が約70%だった。
また、80%以上の人が高齢期に不安をもっていて、21世紀の超高齢化社会の“主人公”になる、団塊の世代、それも女性に不安感が色濃い。
介護を必要とする心身になるのでは…身体が衰え病気がちになるかもしれない…退職金も年金も福祉施設も少ない…といったことからだ。
そのため、39%の人が公的年金の充実を望んでいて、介護福祉の面では、ホームヘルパーや訪問看護婦などの増員や特別養護老人ホームの増設、ショートステイやデイケアの充実、などを希望している。
※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。
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