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2017 06.30
水と人間 その4~『入浴福祉新聞 第6号』より~

『入浴福祉新聞 第6号』(昭和59(1984)年3月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

 

水と人間 その4

立井 宗興

 

私たちは、水を0℃から100℃まで自由に温度を調節できる。

その水の温度が、私たちの体に様々な影響を与えることはご承知だろう。味覚などはその典型だ。

 

たとえばお茶の類は、温めの湯を使うから美味しいので、少し温度を買えただけでかなり味が違ってしまう。

 

 

そして水全般にいえることだが、そのときの健康状態によって体が要求する飲み水の温度は異なる。

また、皮膚に与える水の温度もきわめて重要で、温湿布、冷湿布など症状によって区別するのはそのためだ。

 

 

とくに、75%の人が毎日あるいは1日おきに入るという風呂好きな日本人はもっと入浴温に関心をもつべきだろう。

健康な人は温めの風呂を、体調の悪い人は熱めの風呂に入りたがるのは何故なのか。

冷水浴で体が火照り、高温浴のあと湯冷めするのはどうしてなのか。

 

 

次回から皮膚と水と温度について考えていきたい。

 

 

※発行当時の原稿のまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

前の記事

水と人間 その3~『入浴福祉新聞 第5号』より~

 

 

 

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