ローマ帝国時代(紀元前1世紀～5世紀頃)は戦争が繰り返されており、戦場にいつでも出向けるよう、常に健康に心がけることが求められました。

そのため、「日中は労働に励み、1日の締めくくりにお風呂で疲れを癒す」のが良いこととされていたそうです。

またローマの共同浴場は、整髪や脱毛、垢すり等、現代のスーパー銭湯のような設備が整っていたようです。

古代ローマ人が、現代日本人の入浴に対する考え方と非常に近い感覚を持っていたことに驚かされます。

国や時代が全く違う古代ローマ人と日本人から、思わぬお風呂の普遍性を垣間見ることができます。

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その27　入浴と医学

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