2019
08.16
その71 シャンプー
今では当たり前になっているシャンプーですが、昔は髪の毛を洗う習慣すらありませんでした。
平安時代には、臭い消しのためにお香を髪の毛に付ける習慣がありましたが、水で髪の毛を洗うという行為は江戸時代に始まります。それでも月に1回程度が一般的でした。
明治時代になり、火山灰や粘土などを混ぜた石鹸のようなものが開発され、やっと頭を洗う習慣が普及し始めます。
現在の液体シャンプーの形になったのは昭和30年と最近の話です。
そんなシャンプーですが、現在ではユニバーサルデザインでボトルに凹凸がついているのはご存知でしょうか?
これはシャンプーメーカの調査により“シャンプーとリンスの区別がつかない”“目を閉じた状態でもわかるようにしてほしい”という消費者の声から生まれたものです。
今では当たり前に使われるシャンプーですが、短期間で目まぐるしく発展してまいりました。
現在も育毛や美髪の観点から様々な研究が行われています。
シャンプーが今後どのような発展を見せるのか、注目したいところです。
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