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お風呂古今東西
2019 05.31
その66 お風呂が語源の言葉

現存する寺院の湯屋として有名なものに、奈良・東大寺の大湯屋(重要文化材)があります。

大湯屋には鉄製の浴槽が残されており、直径2mほどの「鉄湯船」は、真言宗の僧である重源によって造られました。

 

重源は、1180年に平家の南部焼討によって多くを焼失した東大寺の再建に尽力した人物です。

布教活動の一環として施浴を積極的に行い、入浴文化を広められました。

 

湯につかった時に「あー極楽」と思わず言ってしまうのは、寺での入浴の名残と言われています。

 

他にも「代わりばんこ」という言葉は、風呂を沸かす際に交代しながら鞴(ふいご)で風を送ったことに由来しており、作業にあたる人を「番子」と呼んだことからだそうです。

 

 

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執筆者:Dr.デベロ
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