BATHINGお風呂
2023
04.14
お風呂にまつわるあれこれ~『入浴福祉新聞 第145号』より~
『入浴福祉新聞 第145号』(令和2(2020)年1月1日発行)より
過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。
発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。
お風呂にまつわるあれこれ
お湯に浸からないお風呂の中で、砂風呂を紹介します。
砂風呂は、温泉の蒸気で温まっている砂に全身を埋めて蒸し温めます。
浴衣に着替え、指定された場所に寝転ぶと、専門の担当者が全身に砂をかけてくれます。砂風呂は身体を温かな砂で包み、10分~20分ほど温浴をするシステムです。
寝転ぶことで、頭・足・心臓の位置が平行になる上、砂の圧力により心臓から送られる血液量が増えるなどの理由から、普通の温泉の3~4倍もの効果があるそうです。
有名どころは鹿児島県指宿(天然砂蒸し温泉)、大分県別府(砂湯)で、温度は最高85℃ですが、砂の掘り下げぐあいによって調節できるそうです。
泉質はアルカリ性食塩系で、胃腸病、神経痛、婦人病、冷え性、リウマチ等に効果があり、ぽかぽか温まってとても気持ちいいですよ。
※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。