BATHINGお風呂
2023
01.06
お風呂にまつわるあれこれ~『入浴福祉新聞 第142号』より~
『入浴福祉新聞 第142号』(平成30(2018)年7月1日発行)より
過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。
発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。
お風呂にまつわるあれこれ
入ったと思ったらしっかり洗う間もなく、すぐに出てくる短時間の入浴を「烏の行水」と言うことがありますが、雀や鳩の行水は数10秒~1分程度に比べ、烏は1~数分程度行水を行う傾向にあるそうです。もちろん人間に比べたらとても短時間ですが、鳥のなかでも烏は、長風呂のきれい好き。あの黒々の羽はそういったお手入れの賜物なのかもしれません。
ほとんどの烏が季節に関係なく「行水」つまり「水浴び」をします。この「水浴び」の目的は、遊びの場合もあるようですが、羽についた埃や積もった脂粉を落とすことにあります。水浴びをしないと羽が汚れ防水性や保湿性の低下を招くことから、飛行昨日の低下や病気にかかってしまうなど、命にかかわる事態を引き起こしかねません。人間同様に大切な保清行動と言えますね。
※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。