『入浴福祉新聞　第141号』(平成30(2018)年1月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

お風呂にまつわるあれこれ

日本人宇宙飛行士金井宣茂さんが、昨年の12月から国際宇宙ステーションで、フライトエンジニアとしてミッションに挑んでいます。無重力下では、泡や水を回収するのは容易ではありませんし、回収できなかった場合計器類に支障をきたし乗組員の生命を危機にさらす恐れがあるため、シャワーの設備はありません。入浴は、泡が出にくいドライシャンプーを使用し乾いたタオルで拭くことで保清を行っているということで、本来「水」の存在しない場所での入浴はなかなか簡単には行かないようです。

元海上自衛官の金井飛行士ですから、潜水艦での水の大切さは経験済みでしょう。でも、このミッション後地上に戻ってからの入浴はこの上ない至福の時になるのではないかと想像します。

※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

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