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お風呂古今東西
2019 07.12
その69 湯や水を用いたことわざ

「湯は水より出でて水ならず」

湯は水を沸かしてできたもので、もとの水とは異なる。

生まれたときは平凡でも、努力を重ねることで、優れた人物になることができるというたとえ。

 

「湯を沸かして水にする」

せっかくの苦労を無駄にしてしまうことのたとえ。

 

 

この2つのことわざは、同じ「湯」や「水」を用いたことわざでも、相反する意味を持ち合わせています。

 

日本のことわざでは、「湯」は湯沸しの手間から“成果”や“優れたもの”のたとえとして、「水」はそのはかないイメージから“浪費”や“努力が不意になること”のたとえとして用いられることが多いようです。

 

日本語は、1つひとつの文字に意味が含まれていますが、「湯」や「水」のように、1つの文字でこれほど多くの意味を含ませる言葉は他にないのではないでしょうか。

 

古くから我々日本人は、移り変わる「人」の心情を「湯」や「水」にたとえて表してきました。

今の自分の心は「湯」か「水」か。湯水はまるで「人」そのものを映し出す鏡のようです。

 

 

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執筆者:Dr.デベロ
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