
2016
10.20
入浴用いすでの転倒事故にご注意を
自宅のお風呂で高齢者が使用する「入浴用いす」。
洗い場に腰をおろしにくい人も、安定した姿勢で体を洗うことができたり高さを調整できたりと
転倒の予防に用いられ、多くの方が使用されています。
![]() |
(国民生活センターホームページより) |
国民生活センターでは入浴いすを使用しての事故を把握し、使用に関する注意を呼びかけています。
センターでは2011年度以降の5年間で「いすの脚が短くなり転倒した」など、脚の高さを調節する機構の
不具合と考えられる事例6件を把握。
原因として、脚の高さ調節機構にある金属製のバネにさびが発生し、変形したことで、高さ調節機構が
固定できなくなったことが考えられるそうです。
センターでは、消費者に対し、入浴用いすの脚の高さ調節機構が破損していないかよく確認し、バネに
さびが発生している場合は使用の中止を呼びかけるとともに、ステンレス製のバネのものを選ぶことを
アドバイスしています。
詳しくは国民生活センターホームページをご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160915_2.html
日常から介護まで 総合入浴情報サイト お風呂インフォ