2019
10.18
Voice 47
従事者向け
介護の現場には様々な声があふれています。
介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。
介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。
創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。
ここではそんな声の数々をご紹介していきます。
妻の笑顔
“変わらざる紅い夕日に祈りを捧げ、妻の御加護を願い今日も過ぎ行く”
明日はお風呂ちゃぷちゃぷ良いなぁ~と、ベッドの妻に語りかけると笑みを浮かべてくれ。幼かった子供を妻と風呂に入れ、雨、雨、降れ降れは遠い日の言葉だ。
狭い我が家での訪問入浴は、大変で、気の毒。浴槽で優しく体を洗って貰いながら気持ち良さそうに、童心の妻が、スタッフの方々に有難う、とお礼を言っている。
ベッドの脇で見ている老生も、妻の笑顔に小さな幸せを感じるひと時。
訪問入浴の皆様のご多幸を願い御礼と致します。
許可をいただきまして、水俣市社会福祉協議会 入浴スタッフ一同様が発行されている
『水俣市入浴車だより(平成25(2013)年9月発行)』から、掲載させていただきました。 |
訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。
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