2019
06.21
Voice 39
従事者向け
介護の現場には様々な声があふれています。
介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。
介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。
創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。
ここではそんな声の数々をご紹介していきます。
移動入浴車のちょっとホットなエピソード
ニコニコ夫婦
「気持ちの良かなー。」と何回も言ってよろこばれるHさん(85歳)は「ハイ、ハイ」「ハイ、ハイ」が口癖でいつもニコニコしておられます。「いままで怒った顔を見たことがないんですよ。」と介護されている娘さんも言われます。
また、車の運転もまだ現役で、つい最近まで勤めておられたという元気な御主人(87歳)もいつもニコニコされているニコニコ夫婦です。
入浴後は「気持ち良かったかい?」といつもやさしく声をかけられます。とてもほのぼのとした、ほほえましい光景でうらやましくなるくらいです。「ハイ」と「笑顔」が幸せの秘けつでしょうね。
どうぞ、いつまでも2人仲良くニコニコ、ニコニコで長生きしてください。
許可をいただきまして、水俣市社会福祉協議会 入浴スタッフ一同様が発行されている
『水俣市入浴車だより 秋号(平成11(1999)年11月発行)』から、掲載させていただきました。 |
訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。
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