日常から介護まで総合入浴情報サイト

お〜風〜呂.info

日常から介護まで
総合入浴情報サイト

CARE介護関連
介護情報録
2023 09.22
運動習慣も高齢者主導 歩行で医療費を減らせ~『入浴福祉新聞 第99号』より~

『入浴福祉新聞 第99号』(平成19(2007)年2月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

運動習慣も高齢者主導 歩行で医療費を減らせ

 

〔体育〕も高齢者主導の時代になったらしい。6歳から79歳までの約7万人を対象に文部科学省が実施した『2005年度体力・運動能力調査』で、高齢者は体力が向上する一方、児童や生徒は衰えが目立っていることが判った

65歳から69歳の男女とも70%近くが週に1度はスポーツをしていて、反復横跳び運動等などをさせると、過去の平均記録を大幅に上回る好成績だったという。

その一方で、スポーツ習慣もなく、身体を動かさない生活をしている小中高生は走る…投げる…など多くの種目で運動機能の低下が著しく、先行きが心配なようだ。と同時に、中年男性についても、運動習慣のない人が60%もいる点は気がかりではある。

井形昭弘名古屋学芸大学学長を主任研究者とする厚生労働省ではいま、運動のなかで最も負荷が少なくて効果的とされる〔ウォーキングと医療費〕の関係を昨年の秋から研究を始めている。

製薬会社の社員に協力を求め、1年間のウォーキング生活をしてもらい、歩数と健康状態の変化を調べ、ウォーキングが医療費の削減にどれだけ寄与できるかまで計算してみるという。

食生活だけでなく、健康と歩行能力との顕著な相関関係も随分と前から言われてきた。歩く速度が遅くなったり、フラツキ歩きをするようになったら要注意。転倒につながるからだ。

〔生活習慣病〕を防ぐには、歩行…自転車…子どもとの遊び…掃除…庭仕事…などが筆頭に挙げられていることを知っておきたい。

 

 

 

※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

日常から介護まで 総合入浴情報サイト お風呂インフォ

いいね!
ツイート

    お名前
    メールアドレス