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2022 01.28
身体に負担かけない入浴介護を~『入浴福祉新聞 第84号』より~
 従事者向け

 

 

 

 

『入浴福祉新聞 第84号』(平成15(2003)年7月1日発行)より

過去の入浴福祉新聞に掲載された記事をご紹介します。

発行当時の入浴や福祉等の状況を少しでもお届けできたら幸いです。

 

身体に負担かけない入浴介護を

(第38回全国入浴福祉研修会より)

群馬大学名誉教授 白倉 卓夫

 

入浴は心身に良いインパクトを与えますが、間違った方法で入浴しますと、高齢者は体調を崩しかねません。

入浴して身体がお湯に包まれますと、抹消の血液が全身を循環して、ホカホカしてきます。

しかし、42℃以上の高温入浴では、交感神経が刺激され、心臓の鼓動が促進され、血管は収縮して、血圧も上昇してしまいます。逆に39℃前後の微温浴ですと、副交感神経が優位となり、心身がリラックス状態となります。

また、深い浴槽に肩まで入ったりしますと、水圧で横隔膜が押し上げられ、肺や心臓が圧迫されて息苦しくなります。

こうした入浴が高齢者にいいわけがありません。入浴介護では、〔仰臥位の微温浴〕が鉄則とされるのは、血圧の上昇を避け、心臓や肺に負担をかけないためです。

入浴は発汗と利尿作用もあり、身体から水分が失われますから、入浴前後に水分を補給することも大切ですし、入浴によって、身体のバリアーである皮膚の脂肪分も失われますので、入浴後のスキンケアも忘れないでください。

 

※発行当時の原稿をそのまま掲載しております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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