2017
06.09
Voice 05
従事者向け
介護の現場には様々な声があふれています。
介護に携わるスタッフの声、介護サービスを受けるご利用者の声、それを見守るご家族の声。
介護が必要になった方々に対して交わされる言葉の数々は優しく、切実です。
創られたものではなく、誰かが実際に発した「Voice」は人の胸を打つことがあります。
ここではそんな声の数々をご紹介していきます。
訪問入浴介護をご利用しているAさん(80代男性)。
入浴スタッフの顔を見るといつも「風呂は面倒だ」と煙たがります。
ですが、入浴スタッフはAさんが入浴が好きな人だと言います。
Aさんは入浴後必ずたばこを1本吸います。
浴後の一服は、Aさん若い頃からずっと続けて来た習慣です。
「うまい……」
Aさんは毎回煙を吐き出すとしみじみとそう言うです。
その言葉を聞いて入浴スタッフは笑いそうになるのを堪えます。
気持ちよかったと素直に言葉に出さなくても、
「うまい……」
というAさんの口調と表情で十分だそうです。
訪問入浴介護に関するエピソードなど、皆様の“Voice”をお寄せください。お待ちしております。
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